人材育成のためには「評価者の実施スキル向上」が重要

 

これまで色々な自治体や企業が「人事評価制度に関するアンケート調査」を行ってきました。

近年では6割以上が人事評価制度に不満を持っているというデータもあり、その理由として

・価値基準が不明確
・評価者の価値観や経験によってバラつきが出て、不公平だと感じる
・評価結果のフィードバック、説明が不十分、または(それらの)仕組みがない

などが上位にあがりました。これらは評価される側の回答ですが、
逆に評価する側はと言うと…

・評価基準があいまいなため、適切に評価できない
・相対評価になってしまう
・極端な評価を付けづらい
・自身の評価スキルが足りないと感じている

という内容が上位にあがり、評価する立場としても悩んでいる方が増えているのです。

 

評価者の役割は、数値などのランク付けを正しく行うだけではありません。
たとえば、以下のような高い評価実施スキルが必要になってきます。

①人事評価制度への理解
人事評価制度の目的や重要性を分かっていなければ、評価業務の全てが人材育成につながると自覚できません。効果的な運用をしていくためにも、評価者が正しく理解している必要があります。

②評価スキルを磨く
明確な達成基準を持つ目標設定方法、他の評価者との目線を合わせる意識、部下が納得してモチベーションアップする評価の記載方法、など 評価者には様々な評価スキルが必要です。
評価者研修などに参加することで自身の力量を知る機会にもなります。

➂信頼できる上司としてのコミュニケーションスキル
最適な目標設定のため、部下の能力や適正を把握する必要があります。
また、フォローや軌道修正にはタイミングが大切ですし、部下のキャリアアップの方向性に理解がなければ フィードバック面談などでモチベーション維持も向上もさせられません。

つまり行動を見守るだけでは不明な事も多く、自分の仕事に追われて見守る時間も限られてしまうので
普段からの仕事に対する姿勢や仕事を通したやりとりが、部下との信頼関係を築いていくのです。

 

年功序列ではなくなり、年下上司や年上部下という関係も増える中
評価者に求められるスキルは、ますます高難度になってきています。

社内で研鑽を積むだけでは困難な壁も多くありますので
人事評価制度を人材育成につなげていくためにも、お気軽にご相談ください。

 

 

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