自分で考えた通りのゴールにたどり着いたときが楽しい

―早速ですが今の現場や業務について教えてください。
住宅メーカのCADシステムに関して、調査とかテストデータ作成といった、システム開発に付随して発生する業務を担当しています。

―システム開発の補佐というかサポート的な役割ということですね。
はい。具体的には、システムで入力エラーがあった際に、ユーザの入力間違いか、データの問題か、あるいはシステムの問題か、切り分けや調査を行ったり、新商品ができたときに、システムで使用できるようにするためのCADのデータモデルを作ったり、などを主に行っています。
今の現場に携わって1年半ほどになるのですが、新しいメンバーに指導もしています。

―今のお仕事の楽しさや面白さって、どんなところでしょう?
仕事や業務に関わらず、ひとつの目標やゴールに向かって行って、それにたどり着いたときに楽しいと感じます。
入力間違いの調査でいえば、この辺があやしそうかなと、見当をつけたとおりに間違いが発見できた時ですね。「やった」ってなります、笑。
だいたいこういうことかなってアタリがつけられることもあれば、今まで経験がなくて、まず問題を探っていかないといけない、というときもあります。
アタリがつけられないときも、どこかなぁーって切り分けして探っていくこともおもしろいかもしれません。
データモデルの作成については依頼されて、完成形を自分で考えて、自分で考えた通りのゴールにたどり着いたときに楽しいと思います。

―調査やデータ作成がうまくいかないときなどもありますよね。そういう場合にはどのように対処されているのでしょうか?
前工程において不備があったり、自分の考えが間違っていたなど、うまくいかないときの原因にも色々あります。
そういう時は、まず現状を把握しなおして、その状況に応じた目標やゴールを見直します。
そして、再設定したゴールにたどり着くようにするにはどうすればよいか考え直します。

―『こういう場合はこうやっていこう』みたいなのがイメージできるようになっているんですね。
―仕事で意識していること、大切にしていること、はなんでしょうか。

結果に至るまでの過程や知りえた知識をどんどん自分の身につけて、自分を高めていく、ということを大事にしています。
知ったことややってきたことなどを、次のステップ、次の状況でなにか活かすよう、普段の仕事から意識して取り組んでいます。
また、うわべの言葉だけで理解せず、背景や本当はこうしてほしい、といった、本来の意図を汲み取れるよう意識しています。今の業務でいえば、データ作成の依頼があった時に、依頼主が本当に求めていることはなんなのか、考え抜いて取り組むようにしています。

趣味は音楽鑑賞。幅広く聴いていることを、何かに活かせたら。

趣味は音楽鑑賞。幅広く聴いていることを、何かに活かせたら。

―休日はどのように過ごされていますか。
旅番組をみたり、音楽を聴いたりしています。
旅番組は、「充電させてもらえませんか」や「バス旅」とか、なにか過酷な条件があるものが好きです。自分もちょっとやってみたいなと思ったり。太川陽介さんの歩く早さが気になります、笑。私も歩くことが好きなので、いっしょに歩いてどこまでついていけるか試してみたいです。

―音楽はどんなジャンルが好きですか?
好きなジャンル、年代が広すぎて、なにから語ればいいんだろう?ていうぐらい、いろんな音楽を聴いています、笑。
2000年代の曲とか、90年代のJpop、7,80年代のフォークとかニューミュージックとか、60年代の歌謡曲とかグループサウンズ、少しだけ演歌も。洋楽も、聴きますし。クラシックだとショパンやバッハを聴いたりします。

―ほんとに幅広いですね!なにか私専用のミックスリストとか作ってほしいです、笑。
幅広く聴いていることを、何かに活かせたら楽しそうかもしれません。
また、作曲にも興味があるというか、頭にメロディーが浮かぶことがあってそれを曲にできたらいいなぁと思っているのですが、楽譜を読んだり書いたりとか、コードつけたりとかができないので、そういうサービスとかがあったらいいなと思います。
音楽サービスにも色々ありますが、組み合わせたら新しいサービスができるかも…!

「今携わっているシステムのその先を考えていきたい」

―最後に今後の目標やビジョンを聞かせてください。
今は、開発のサポート、オペレーター的な業務を担当していますが、もしかすると、同じシステムの開発側、PGに移行することになるかもしれません。

―今まで作成したデータを使って実際に開発している側に携わるということですね。
自分の作ってたデータがどうなっていくのか、どういう風に使われているのかなど、知らない部分も多いので、開発側に行くことで、システム内での繋がりが見えていきそうです。
前職で開発も行っていた経験もあるので、その経験も活かせるのかな、と思います。

―今の現場にさらに深く関わっていけそうですね。今後の目標や抱負について教えてください。
住宅メーカさんなので、今携わっているシステムのその先を考えていくと、顧客の最終的なエンドユーザ「家を建てようと思ってる人」の役に立つことにつながると思います。
間接的にですが社会に貢献できることになるので、まずは今の現場に貢献できるよう頑張ります。