2021.10.04writer / ロココスペース

非常用持ち出しリュックの配布をしたときの話

日々、地震や台風・豪雨など多くの災害が発生しています。
今回は、災害が発生がきっかけとなり取り組んだ
非常用持ち出しリュックを社員に配布したときのことをお伝えしたいと思います。

以前、近畿地方に上陸した非常に強い台風の影響で
暴風雨により、屋根や窓ガラスが割れたり、工事中の足場が倒れたりなど、
多くの甚大な被害が発生しました。
その時に、非常時や被災時に社員が会社にいるとは限らないことに気づき、
代表の「身近な、大切な人を守るために、まずはできることから」
の行動指針から、日頃の備えが大事だと、取り組みが始まりました。

そうと決まれば、まずは防災リュックの選定を始めました。

■リュックの中身の検討
・水や食料
保存期間や種類、何日分、そのまま開けて食べられるものかどうかなど
・防災用ヘルメットの有無

■リュックの装備の検討
・防水かどうか
・持ち運びしやすいルック形式かどうか
・充電器があるかどうか(ソーラパネルならなお良し)
などなど…

リュックの中身や装備の充実具合と、値段を比較検討し
リュックにくまモンワッペンがある商品に決まりました。

選定内容を報告し、必要数の把握と送付先を確認、購入手配を行いましたが、
災害直後だっとこともあり、注文が殺到していたため
手元に届くのが数ヶ月先になってしまいました。
必要な時に手元にあることが重要なので、
やはり早めの行動が大切だなと実感しました。

少し余談になりますが、
購入後、各自の自宅へ届けた後にアクシデントも起こりました。
一人につきひとつのセット(一箱)が届くはずが、二箱届いていることが判明!
誰に何箱届いているのか、必要個数は何個なのか、といった状況把握を行い、
多く届いたものはどうする?購入する返品する?返品するなら返品方法は?
などの検討と対応も行うことになりました。
多く届いてしまっているためいくつかは返品もしましたが、
結果的に、社員の中での購入希望者や、
会社で今後の入社してきた方のために追加購入することもでき、
会社の福利厚生として活用することができました!

また、購入から配布までで終わりではなく、
もしもの備えが、もしもの時に使えなくならないように、
購入したあとのケアを社員へ周知することも大切な対応だと思います。
例えば…
・水や食品の保存期限が過ぎてしまう前に、各自で補充が必要
・懐中電灯やラジオなど備品が動作するかチェックする
・電池や、常備薬、衛生用品の入れ替え
⇒期限がいつまでなのか、いつも目にする場所に記載しておくことがおすすめ!
(例:冷蔵庫の側面にメモを貼っておく。
→たまに見る、気づいたときに補充する)

紆余曲折あり購入できた非常用リュックですが、
やはり使われないことを願いつつ…

みなさんにとっても
「いざというときに、身近な、社員や大切な人を守るためにできること」
を考え行動するヒントになれば幸いです。

私も今後も会社のこと、社員のことを考え、
今だけでなく未来のことも考えられる取り組みを続けていきたいと思います。