終身雇用や年功序列など、これまでの会社の仕組みが崩れて、一人ひとりが自分なりの幸せについて考えるようになりました。
また、テクノロジーの進化などを背景に働き方の選択肢が広く可視化されて、多様であることが許されるようになってきました。
こうして今、「会社と個人の関係」が急速に変わりつつあります。
仕事観やキャリア観が変わりゆく中で、今まで通りのマネジメントを続けていては、若い部下の心を掌握できなくなっていくと言われています。
では会社と個人の関わり方が変化していく時代に、マネジメントはどうあるべきなのでしょうか?!
マネジメントが業績を左右するのは確かで、以前よりマネジメントスキルを学ぶ必要性はどんどん高まっているにも関わらず、管理職になっていくほどに他人からフィードバックされる機会は減ってしまうのが、これまでのピラミッド型組織なのです。
つまりマネジメント自体がどういう状態なのか分からないまま、型にはまったマネジメントをしていくしかない。
また、どんなに素晴らしいマネジメントの仕方を学んだとしても 現場でのフィードバックがなければ、マネジメントスキルの質は向上していかないですよね。
単に社員から上司にフィードバックするだけでなく、
社員同士がお互いにフィードバックし合い
同じ方向を進んでいる実感を持ちながらモチベーションを上げていく。
そんなマネジメントの姿が求められていくのではないでしょうか。
給与よりも、働き方や環境が重視されるようになったいま
求められる上司像も変わり、マネジメントの在り方も変わっていくのだと思います。