~目標管理と人事評価制度~
先日、クライアント企業の役員の方から、人事制度導入と仕組み作りのご相談を頂きました。
社員が目標を明確にして仕事に取り組めるように
評価とキャリアパスを明確にして、社員のモチベーションにつなげる、
評価の公平性を担保する、人材の流出を防ぐリテンション対策、などなど。
もっと会社を良くしていきたいという思いからの取組みでした。
そして今回は面談制度を取り入れたのですが、
この取組み、何からスタートすると思いますか?!
・・・まずは、経営者が目指している方向性をしっかり示すこと、
そしてそれらを面談トレーニングなどでしっかり共有していくことです。
あたりまえじゃないの?!と思うかもしれないですが、
以外とここが無く、会社が社員に目標を持たす、
社員の評価をする仕組みをつくることだけでスタートしてしまうケースが多いんですね。
社員側からすると「会社はどこを向いているんだろう?」これが知りたい。
言ってみれば、お互いしっかり目標を持ち、
ベクトルを合わせていくことが大事ということです。
社員がそれぞれ個人目標になってしまったり
会社のためにという気持ちを持ちにくい のは
その辺りがしっかり共有されていないからなのですね。
また更に、目標管理ツールはクラウド化など色々なものがありますが、
社員の皆が本来の意味分からず行うと、仕事が増えると感じてしまう訳です。
そういう形骸化してしまっている会社も少なくありません。
目標管理はどう使っていったら良いか王道はなく、常に進化しており、
見直していく必要があるのです。
はずしてはいけないのは、
「何のために、それをするのか」
いつも私が大事にしている部分です!!
有限会社 ロココスペース
代表 浜田千史