前回は人材不足をどう捉えるかについてお話しました。
⇒ 人材不足をどう捉えるか
入社したいと思われる企業には他社にない魅力(ブランド資源)があることから、
今回はそのブランド資源について詳しく取り上げていこうと思います。
ブランドっていったい何でしょう?
特定の商品やサービスが、消費者や顧客により識別されているとき、その商品やサービスを「ブランド」と呼びます。
ブランドにはユーザーが持っている共通のイメージがあります。
逆を言えば、イメージが無かったり、バラバラの認識ではブランドになっていないということなのです。
ブランドという言葉を聞くと高級品や大手企業というイメージがあるかも知れませんが、
企業規模や業種業態を問わず、多くの企業でブランドの重要性は高まっています。
というのも、ブランドは言い換えると「その会社らしさ」であり
顧客の心を掴む魅力ある商品やサービスを生み出せるのは、その会社独特の魅力(ブランド資源)があるからです。
小さな会社ほどブランド資源が大切な理由
今の消費者は 豊富な知識・情報を持ち、自分に最適な商品やサービスを自由に選択する事ができるので
価格競争や販売手法などの「やり方」を駆使しても選ばれるのは難しく、苦しい戦いを続けてしまいます。
なので、大企業や同業他社とは一線を画した独自のブランド構築をしていかなくてはいけません。
実は・・・本当に大切なのは、会社の「在り方」なのです!
商品やサービスで差別化できないならば、他の何かで差をつける必要がある。
商品やサービスを提供するのは「人」
人材をブランド資源にすることにより他社と差別化することができるのです。
「人」の成長なくして会社の成長は望めません。
お客様から信頼され、永く愛されるために、人材というブランド資源を育てる。
そして組織の仕組みを整え、方針を明確にすることで、会社の「在り方」が確立する。
つまり、その会社独特の魅力(ブランド資源)が築き上げられるのです!
こうして他社にない魅力(ブランド資源)を持つ企業は、
それらに共感するお客様や、優秀な人材からも選ばれる企業となります。
個人と会社、どちらも成長。
社員の力を引き出し、企業のパフォーマンスを高める仕組みを作ります。